事の発端はお薬ビーム(ddAC抗がん剤治療)を終えてMRIと超音波を撮った時、ガンがかなり小さくなった画像を見て主治医が放った一言から始まった
「うーん…chikaさん。私、色気が出てきましてね…部分摘出でもいけるような気がしてきました。」
「は、はぁ…(なんて?色気…?)え…?部分ですか?」
「これだけ抗がん剤が効きすぎてるので行ける気がします。まぁこれからどうなっていくか、わかんないですけどね★
とりあえず目印に、リングを入れましょう!大丈夫です!部分でも全摘でもリングは取っちゃうので。」
「わかりました。(いやわかってない。リングを…いれ…る!?いやまて!部分?全摘じゃなくて!?)」
正直、私は全摘で良かった
再建の予定も願望もない
胸に未練は無かったし(胸筋が無くなるのはめちゃ悲しい)、全部綺麗に無くなってくれた方が再発の心配も減りそうだと思ったからだ
それに、部分だと放射線治療もやらないといけないというのをチラッとどこかで見た気がしたから、出来ればやりたくないと思った(お金もメンタル的にも)
想像と中途半端な知識の中だけで考えているから、実際全摘だったとしても放射線治療をやらないといけないかもしれないけど…
ガンが小さくなったのは嬉しかった
完全に偏見だが、部分と言う言葉に「ガンを残してしまう可能性は!?」と不安が尽きない
まだしっかり主治医と話し合ってはいないけど、どーなるんだろう
自分の事なのにコミュ障だからか何なのか、お医者さんに意見するのが苦手(素人が何言っとるんやと思われるのが怖い)
かと言ってネットで調べるのも、怖くなって気が病むから苦手
話しやすくて優しい主治医なんだけど、こればっかりは私の面倒な性格のせいで勇気がないと聞けないな
そして乳リングだが、ガンの大きさと場所を測りやすくするために入れるらしい
リングの入れ方は【乳ガンの生体検査】と同じ感じで、局部麻酔してリング付きの針を刺してリングを体内に残してくる、と言う簡単なものだった
生体検査よりも時間が短く衝撃波もなく、気持ちは楽だった
エコーで針先とガンを見ながらのリング注入
4人の先生方に見守られ、「ガンはどこやどこや!?」と大騒ぎの施術となった
夜はお風呂にサッとなら入ってもいいらしい
痛みも全くない
リングで大きさと場所を見張りながら、今後もガンをボコボコにして小さくしていこうと思う
そして現実を知るのが怖くて逃げてるけど、次回先生に会う時は、自分の疑問をちゃんと…きこう…(´・ω・`)
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