何か心配な事ない??
何か言いたい事ある?
これは私が娘を園に送り出すときにかける言葉です。
《何故このような言葉をかけるのか?》
親である私にはいつでも頼って良いんだよ。
言いたい事があったら、お母さんには遠慮なく言っても良いんだよ。
子どもからして【自由に相談できる親・大人でいたい】と思っているからです。
悩みなんて本人が明かすまでほっておけばいいのでは?
何でもかんでも聞きすぎるのは自立に良くないのでは?
色々な考え方がありますし、それを否定する気持ちも全くありません。
私が娘に声かけをしているのは、自分が昔不登校を体験した事から「私と同じ辛い思いをして欲しくない」と思ったからでした。
私は小6〜中1あたりまで、周りの人に自分の気持ちが伝わらなかった・伝え辛かった事がありました。
性格も関係していたと思いますが、主に大きく関係していた私の不登校歴からご紹介です。
不登校の予兆【小学6年生】
担任の先生との相性が悪く、学校に行きづらい時がありました。
「残さず食べよう!」がブームだった小学校時代。
「給食を全部食べないと!」というプレッシャーから、「本当は食べられる量なのに喉が詰まって吐き気がすごく、あと一口が食べられない…」という状況になっていました。
私は身長も高く太っていた為(要はデカイ)、「食べられないから残したい」と言うのが担任の先生からしたら凄く不満だったみたいで、様々な場面での私へのあたりが強かったです。
chika
お母さん…学校に行きたくない。
行きなさい!!
一喝され、辛くても頑張って通っていました。
この時に親から「学校に行きたくない理由」を聞かれたかどうかあまり覚えていませんが、「とにかく行け!!」と怒られた記憶が強く残っています。
不登校の始まり【中学1年生】
小学校で体験した不安がずっと残っていて、「また同じ事になったらどうしよう。」という気持ちからだんだん通学が億劫に。
親に言えばまた怒られると思い、特に何も相談せず抱え込んでいたと思います。
最悪な事に中学1年生の担任の先生は、小学6年生の時と同じような先生(もっと凄い)方でした。
世間からすれば学力も高く部活も強い【何に対しても厳しい】学校だったので、先生も独特な特徴と強さを持った人しかいなかったのかもしれません。
「給食は絶対に残せない・残せばクラスの皆んなに迷惑だ」と言われた事をきっかけに、学校には行けるが教室に行けずに、トイレに引きこもる。と言う行動からついに不登校へ…
先生に「食べられないなら、皆んなに言いなさいよ。」と言われ、馬鹿正直な私はクラスの皆んなに向かって大きな声で「誰か食べてください!!」と叫んだこと、今でも覚えています。
不登校中【親の歩み寄り・私の猛反抗期】
ようやく「この子マジでヤバイ」という事を親が気付き始め、学校にも掛け合ってくれるようになりました。
しかし時遅く、思春期も入ってきた私の心は素直とは真逆に猛反抗期へ。
chika
今更何?突然歩み寄られても素直に言えないし甘えられないよ。
親がしてくれたことは本当に嬉しく感謝しかないのですが、当時の私は心が歪みすぎていた為、素直に甘える事ができなくなっていました。
自殺したら天国にいけないんだって。と言ってみたり、机に《死》という文字を書いてみたり、指をカッターでちょっと削ってみたり…
今まで気づいてもらえなかったという反動からか、完全に構って欲しくて(構ってもらっているのに)親を困らせる物凄い反抗期に突入しました。
限界を迎える前に辛かった気持ちを汲んでもらえなかった事で、今更【伝えても意味がない・伝えた時の反響が怖い】と思ってしまい、歩み寄ってもらえても素直な行動が取れなくなっていました。
不登校からの復帰【中学2年生】
2年生になり外部から、全く校風に染まっていない新しい先生が担任になりました。
この先生が私を救ってくれました。
「給食なんか、頑張って食べられなければ残せば良い。」
たったその一言ですが、本当に救われました。
自分でも不登校は良くない事がよくわかっていた為、給食の柵がなくなった私は少しずつ学校に行き始め完全復活しました。
その裏で校風と真逆の事を伝える担任の先生が他の先生から色々言われていたのか、先生がどんどんやつれていくのがわかりました…
しかし私達生徒への先生の態度は変わらず、私は普通に学校に行けるようになりました。
叶うなら先生に会って、「あの時はありがとうございました!!」と伝えたいくらい、今でも感謝の気持ちがいっぱいの先生です。
経験を踏まえて子どもに伝えたい事
悩んだり傷ついたりしても大丈夫。ちゃんと見てるし、しっかり聞くよ。いつでも逃げてきても良いよ。
私のように気持ちを汲んでもらうタイミングを逃し手遅れになってしまうと、素直になりたくてもなれなくなってしまう。
伝えたくても素直に伝えたり甘えたり出来ない状況に陥ってしまいます。
そんな体験から私は、子どもには幼いうちから「何か心配な事ある?」と声かけをして聞いてあげる事によって【どんな事でも、何でも相談しても良い】と言う環境を作ってあげたいと思います。
【どんな事でも、何でも相談しても良い】と言うのはとても大切で、《子供が犠牲になりやすく発見が遅い性犯罪の防犯》にもつながると考えています。
大きくなっていく過程でいつも良い事ばかりではなく、自分の思い通りにいかない事が沢山出てきます。
それは社会生活の中で必要な我慢だったり、理不尽な事かもしれません。
どんな時でも悩みがある・悩むという事は、生きていく上で普通の事。
1人で抱え込まずに誰かと話し合って整理しながら、自分なりの答えを見つければ良いという事。
時には間違っている事は指摘しながら、「どんな時でもあなたの味方だよ。」という事を伝えていきたいと思います。
おわりに
自分の子どもや身内だけではなく、悩んでいる気持ちを吐いている人がいたらそれがどんな内容であろうと、一旦は受け止めてあげて欲しいと思います。
自分が思っている以上に、相手にとったらとても深刻なことかもしれません。
受け止めて一緒に考えてあげて欲しいです。
子ども達は嫌でもそのうち、親に何か聞かれたり話す事自体が煩わしくなる年頃になるかもしれませんが、そうなればその時。
いつでも気持ちをぶつけてきても良いと言う環境を幼い時から整え、いざと言う時に安心して逃げられる逃げ場になりたいと思います。
閲覧、ありがとうございました♪
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