こんにちは!!
最近息子が娘に渾身のパンチ
「んぅぅぅ……(5秒くらい一応我慢している)……たぁっ!(肘ピンしてグーパンチ)(おおっ!!教えてなくてもグーパンって出るんや!!)」を繰り出して泣かせていました。
そんな姿すら可愛いいいいぃ、と思ってしまうchikaです!!(にやけ顔を必死で堪えて一応注意はした)
息子は現在3歳3ヶ月
3歳児検診の時に療育の話が出て
その後すぐに療育相談の予約電話をかけました。
無知ではダメだと気づき自分でも本を買い勉強
そんなことを呟いついるとTwitter友人のオカクミさんからこんな本のご紹介があった。
まず思ったのが…
タイトル長ぁっ!!
知りたい知りたい知りたーい!!!となっている私にとって、とてもありがたいご紹介で即買いました。
そして療育相談に行く前までに完読
この本の知識を頭に入れて相談に行ったので、物凄く話がスムーズに入る入る。
無知が故の不安が無くなり、未来が明るくなりました。
先にご紹介した発達支援の本とはまた違い、全てにおいてとても詳しく書かれています。
併用して読んでも知識の渋滞が少なく新しい目線で読めると思うので、図書館で借りるなど是非読む機会がある方は読んでみて欲しいです!
どんなに悩める初心者障害児ママでもサクッとやるべきことがわかるようになるすごい話
著者:べっこうあめアマミ
監修:HIRO(社会福祉士Webライター)
出版社:くじら出版
読んで学んだ事
生き延びたけりゃ福祉に頼りなさい
福祉サービスの内容や手当など、普通に生きていては知る事のなかった知らない世界を知りました。
そして【手帳社会】という言葉で何とも言えない気持ちに
国の福祉の待遇は、手帳を持っているかで変わるという事実を知りました。
療育かぁ…そういうところって【自分で頑張ったけど、どうにもならなかった人】が行くイメージなんだよなぁ…
私って息子に対して全力出してる?
出してないよなぁ…
と思うところがありましたが
子どもと離れる時間を作り、適切な距離感を保っていい親子関係を作る。
この言葉にすごく救われ、療育を通じて息子との成長を見守ろうと思えるようになりました。
なりゆきまかせではどうにもならない障害児育児
使えそうな支援はすぐ利用出来る様にする為に、早め早めに動いて準備しておく大切さを知りました。
マイノリティな子育てをしている為、自分が本当に困った時に手段が何も残されていないという事実を作らないようにしないといけない。
本当に困った時にさっと頼れない現実を知り、恐怖しました。
心のどこかで
何かあればすぐ何かしら利用できるっしょ!!
と思っていたので、ゾッとしました…
支援制度の話
- スッキリわかる「児童発達支援」
- 実はスゴイ!「児童発達支援センター」
- はじめての人のための「受給者証」
- もし発達ゆっくりさんが「障害者手帳」を取得出来たら
- 知らないと損をする「特別児童扶養手当」
沢山の制度はあるが地域の実情にあわせた整備になるので、地域差が大きい事を知りました。
ここの知識を入れて療育相談を受けにいったので、職員さんからの話がとてもスムーズに頭に入ってきました。
知らずにいっていたら
他に何があるのか?
うちはどこまで利用したらいいのか?
など、余分な疑問ばかり浮かんで今の自分達のことを考える余裕がなかったかな…と思います。
親が無理しないための支援も考えよう
施設の利用や福祉の利用は、子どもの事だけの施設/子どもの為だけの利用だと思っていました。
そうではなく
自分達親も無理しすぎないようにする為に利用してもいい
という事を知り、心が軽くなりました。
障害児育児的に正しい5ステップ
①まずは児童発達支援センターとつながろう
②児童発達支援センターに絞らずに、療育を受けられそうな施設を探そう
③通所受給者証の申請をしよう
④診断書を書いてくれそうな病院を探そう
⑤障害者手帳も前向きに検討してみよう
この手順も頭に入れて療育相談に行ったので、無駄な恐怖が無く落ち着いて話を聞いていられました。
障害児と呼ばれる事を認めなければ、支援は得られない
障害者手帳はもちろんですが、受給者証にもしっかり【障害児】と記載される事を知りました。
私達夫婦はそう呼ばれる事に対してそこまで嫌悪感を抱かないので「なるほどねー」と思ったくらいです。
しかし心の準備がまだまだな方や繊細な方はこの事実に驚いたり手帳などの申請に渋ったりするんじゃないかなぁと思いました。
その心を解きほぐしてくれる文章が凄く暖かくて好きでした。
園で利用できる制度や通園先
幼稚園や保育園で使える
- 保育所等訪問支援について
- 巡回相談について
発達ゆっくりさんの通園先
- 保育園
- 幼稚園(私立)
- 幼稚園(公立)
- 療育(児童発達支援)
支援の制度や施設の雰囲気/概要が詳しく載っています。
とても想像しやすく書かれているので心構えができて安心しました。
とりあえず、今すぐ相談しよう
- 児童発達支援センターに相談する
- 保健センターに相談する
- 児童相談所に相談する
- 病院に相談する
- 親の会など当事者団体に相談する
どこに相談したらいいのか?
そこに相談するまでの経緯や相談所の特性など
それぞれの特徴が書いてあるので見通しがしやすくなりました。
何となく通うより
- 行く施設はどんな所なのか?
- どんな事が得意分野なのか?
知っておくだけで自分の行動に自信が持てるようになりました。
助けを求められる親になる 力の入れ方抜き方
自分が動けば相談に乗ってくれる場所はいくつでもある
情報は向こうから勝手に入ってこない
何も前に進む事が出来ない
遠慮なく助けを求めて出来るだけ力の抜きどころを作る
自分に限界が来てから助けを求めたり施設を利用するものだと思っていたので、そうでなくていい事を教えてもらえて未来が明るくなりました。
おわりに
自分から知ろうとしないと誰も教えてくれない
お得な制度によくありがちな事
子ども/福祉の事だからって周りから急に情報は入ってきません
そして他人から話されたり知識を入れられたところで、素直に聞けるとも思いません笑
そんな狭間で私達がこの本に出会い、知識という武器と防具を手にしました。
無駄な不安が無くなり未来が見通せた事により、相変わらずやりたい放題な息子を見る我が家の目が暖かくなった気がします。
ここで紹介した事が全てではなく、他にも沢山の知識を得られる/心がスッキリする本でした。
是非、機会のある方は読んでみてください♪
この本を書いてくれたアマミさんに大感謝
そして紹介してくれたオカクミさんに大感謝です!!
オカクミさんは元気をもらえる素敵なブログも運営されています!!
最後まで閲覧、ありがとうございました♪
今回初めてAmazonで電子書籍を買いました。
iOS端末の方はKindleアプリからではなく【Safari】などのブラウザを利用して購入します。
【SafariなどのブラウザからAmazonにログインした後、そこで電子書籍を購入→Kindleアプリで読む】
という流れでした!!
知らずに購入の時点でワタワタした私です笑
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