こんにちは!
子どもが事故に遭いかけた事をきっかけに、子ども用ハーネスを購入したchikaです!
子ども用のハーネスについて
日本では沢山の賛否両論の声が、長い期間【いつまでも】上がっています
- 親の怠慢
- 子どもの気持ちを考えていない
- 海外では普通の光景なのに、日本では認知されず理解が深まらない
- 人の目を気にせず子どもの命を守る為に使うべき
など
よそはよそ、うちはうち
そうだと思いつつも
心ない一言や意見により傷つく人が少なからず居ます
そんな方々への力になりたいと思い、この記事を書きました
1人でも嫌な思いをする人がいなくなればいいな
1人でも余計なことを言う人が減ればいいな
多くの【仕方なく使用している家族】が守られればいいなと願います
ハーネス暦1年の我が家の意見
今現在は上記のように思いますが
初めから我が家の意見が確立していた訳ではありません
《独身》狭い価値感
独身時代はこんな風に思っていました
- 犬の散歩みたい
- あんなのを自分の子どもに付けるなんて、どうかしてる
- ちゃんと育てていれば親の言う事くらい聞くでしょう
- 歩かせるのが危ないと思うなら、ベビーカーやカートに乗せておけば良いのに
- そもそも人混みに行かなければいいのでは
狭い狭い価値観でしか見られなかった自分が恥ずかしい…
《大人しい娘》必要なかった
1人目はぼーっとしている娘で手もしっかりつなげていたため
買うタイミングがありませんでした
- 迷子になるくらいならアリかも
- あれはあれで可愛いし、リュックと思えば大丈夫
- きっと親さんが大変なんだな
- 子育てグッズを楽しめていいな
上の子は大人しく使う必要が無かったので、使う事はありませんでした。
自分の心境がこんなに変化したことから
同じ立場にならないと【気持ちは分からない】を重々感じられました
現在周りの人全てから理解が得られないのは当たり前だと思います
何故ハーネスを使い続けようと思ったのか?
人の目が気になるのになぜ使い続けるのか?
【1歩間違っていたら子どもが事故に遭っていた事を体験した】からです
それはハーネスをつける息子本人ではなく、姉である娘の身に起こりました
とても怖い思いをしました…
詳しくは後ほど…
理解して欲しい?早く世間に溶け込んで欲しい?
正直、この日本で暮らしている以上
そんな事は望んでいません
自分達がいくら気持ちを強く持っていたところで
ハーネスが馴染まないという環境は変わりません
環境は変えられない中でも、私の体験から
- 「ハーネスってこんな風に役立つのね」
- 「使っている子の中には、こんな子がいるのね」
ハーネスを使っている人の気持ちを【知ってもらえたら】と思います
使っている人の気持ちを【知る】ことによって
1人でも多く《心ない事を言われて傷つく人》が居なくなればいいな…と思います!
【ハーネスとの出会い】我が家の息子事情
息子の元気さに振り回され
外に連れて行くのが大変になってきた2歳ごろ
息子を連れて買い物に行くなら、大人2人は必須な我が家です
《突発的》ハーネスとの出会いと初デビュー
ある買い物の日、いつも通り
キィェエエエエエ
(訳:俺を自由にしろぉぉぉおおお!!!
と、泣き叫ぶ息子を抱えながら買い物をしていると…
ふと目に止まった子ども用ハーネス
その場にいた夫と相談して
思い切って購入して試してみることにしました
購入と同時に開封をお願いしました
す、すみません!
これ即使いたいので、値札とか紐とか…
全部外してもらえますか!?(くい気味で
コロナ禍前の日曜日のショッピングモール
完全に目立つ事間違いなし
もう人の目なんていいや、息子のストレスが減るならいいか…と
覚悟していざ息子に装着!!
ハーネス、俺が持つよ〜
え!?
わかったよ…!
私と同じくらい人目を気にする夫からの【ハーネスデビュー】の申し出で
正直びっくりでした
やっぱり夫も大変って感じてるんだなぁ…と、
私だけが息子の多動に悩んでいるわけではない事を改めて知って、
心がぽわっとしました。
《死を覚悟》我が家のヒヤッとエピソード
実は【買い物が大変】なのが決め手でハーネスを買ったのではなく
前日に【子どもの交通事故を覚悟した出来事】があったので即購入となりました
それは息子の散歩がてら、娘と息子と私
3人で歩いて登園中の出来事でした…
・・・3人でお散歩がてら園までの田んぼ道を歩く
道路を歩く練習として《手を繋いで》歩きたい私
そんな親の気持ちはそっちのけで《全然繋ごうとしない》息子
家を出発してからずっとそのやり取りをして疲れてきたある瞬間
突然タタっと走り出した息子
止めようと追いかけた時
息子と私の2人、娘は1人と
田んぼ道で向こう側とこちら側で離れてしまいました
そんな時、ちょうど車がやって来てしまい咄嗟に娘に向かって叫びました
そっちの隅で止まってて!!
動いたらダメだからね!
娘に伝えるものの、なんと…
ぼーっとタラタラ歩いてきてしまったのです
娘はいつもしっかりしてるのに!
なんで歩いてんの!?
え!!聞こえてたよね!!
歩いていた道路が、たまたま園の周り
車の人も【園の周りだから】とよく見て気をつけて走ってくれていたため
大事にはなりませんでしたが…
これがよそ見しながら運転していた人だったら…?
その車の人に何度も頭を下げながら謝りました
何で話きーとらんの!?あんた死ぬよ!!!
怖い思いをして、私に怒鳴られて
ちょっと涙目になった娘の顔、忘れられません
酷いことを言いました
気をつけてなかったのは親である私の責任なのに…
もう本当に…自分を責めました
息子の為、娘の為、色々頑張っているつもりなのに上手く回らない。
色んな感情がブワッと溢れました。
《カート嫌い》乗らない
多動なら、カートやベビーカーに乗せてしまえば解決なのでは?
車からすぐにカートに乗せれば20分くらいはもちますが
限界がくると下ろせ下せの奇声と大暴れの猛反発
「最初は思う存分に歩かせて発散させてからカートに乗せれば良いのでは?」
試してみた事もあります
しかし、1度自由を知ると
もうカートになんか絶対に乗りたくないマン
3歳を過ぎた現在は、カートには絶対乗らなくなりました…
《するりと抜ける》手を繋げない
ちゃんと手を繋いでいればいいんじゃないの?
危ない場所ほど絶対に手を繋いでいたい
ですが、まだ我慢ができない息子にそれは難しく猛反発
- 本当に危ない場所
- 人の多い所
- 駐車場
これらの場所は無理に抱っこで制御(叫ばれながら)しています
外出時に自分以外に大人がいる場合は
息子専属で大人を付けることが出来ます
そう言った日に限り、手を繋ぐ練習をして歩かせています
2歳なのに大人の手をスルッと抜け出すんです。
いつもヒヤヒヤしていました。
【どんな物?】子ども用ハーネスとは
《守る》子どもの命を守る為の紐
迷子や事故の防止のための紐
子どもにリュックのような物を背負わせて、それを紐でつないで親が持つ。(迷子紐とも呼ぶみたいです。)
《種類》ハーネスのタイプ
- リュックに紐をつなぐタイプ
- リュックは無しで、紐だけ身体に付けるタイプ
- 手首と手首を紐で繋ぐタイプ
など
私が購入したのは1のリュックタイプの物です
⬇︎リュックなしのハーネスのみの物⬇︎
⬇︎手首と手首タイプの物⬇︎
リュックはデザインの一目惚れで買いました。
恐竜デザイン、息子にピッタリすぎる…!!
【使用感】子ども用ハーネス《リュックタイプ使用感》
《可愛い》恐竜デザインが本人にピッタリ
色々なデザインやタイプがあるので
お子さんや家族にあった物を選べます
《丁度いい》60センチいい距離間・ハーネス着脱可能
多少紐に遊びがあるので紐が張っても本人には
【無理やり止められた感】がなく【自然に止められ】ます
カートや抱っこのように
《拘束されている事》にキイキイ叫んで怒られる事が少なくなりました
ちなみにうちの恐竜リュックタイプの紐は60センチ
手を伸ばせば直ぐに捕まえられ
本人の自由感がなくならない程度の距離間
とてもちょうど良かったです
そして、ハーネスとリュックは金具で繋がっていますが
いつでも取り外し可能でした
リュックとしてだけ使いたいときにハーネスが外せられるのは、とても便利です!
3歳になった今では人目の気になるところではリュックのみ背負わせて、取っ手の部分を軽く持って一緒に歩きます
《予測不能に対応》突然の急発進に対応できる
思いもよらないところでバッと走り出すのを止められるようになりました
そして登園中は
ハーネスの元を私・紐の真ん中を娘が掴んで【3人でワンセット】
そうすると、あっちこっちと注意が散乱せず無駄なストレスが減りました
大人1人で子ども2人を世話する事が多い我が家
このハーネスのおかげで危険な場所が少し安全になりました
【外部の声】使用中に実際に言われた言葉
我が家の住まいは田舎
周りには畑や田んぼ道路
お年寄りの方が多く住まわれています
そんな中を朝散歩していれば、子連れと言うこともあり
「可愛いねー」や、「いってらっしゃい」など
【気軽】に声をかけられます
《お年寄りの言葉》登園中の出来事
《自転車ですれ違った時》
ちゃん
あらまぁ。
犬じゃないのに、可哀想に。
《1番喋るおじさんとすれ違った時》
なんやそれ。
犬みたいやねーか!!
とにかくどっか行ってまうしさぁ…
意外と車が多いし。
死ぬよりましやもん!!
まぁなぁー。
そーやなー!
《畑仕事中のおばさんに話しかけられた時》
なんやーその紐。
何につかまっとるんやー??
(ハーネスを持っている娘に対して)
2人が離れていかんようにしてるんですー。
バラバラになって危なくて…
ほぉーー
そりゃ、いいもんがあるんやなぁー。
お年寄りの方は悪気は全くなく、【思った言葉をそのまま出す】(と思っています。)
覚悟はしていましたが…
やっぱり言われるとこちらも、【育児を必死に頑張っていた上での策】だったので、
嫌な気分にはなりました。
《切り替え》気分が悪くなる事を言われた時
お年寄りの方に言われた感じの事を
もし私がお年寄りの方に対して言うとしたらと考えると…
怪我をしないように・命を守るために手押し車を押して
歩いているお年寄りの方に対して
それは、なんですか?
赤ちゃんの手押し車みたいですね!
と言うのと同じでは…??
そう思うと
そんな風に思うような人の言った言葉なんて、気にする必要ない
と心の中で切り替える事ができました
《共に成長》その場にいた【娘】に対して
誰かに何かを言われた時に
- 自分が思った気持ちを大切にして欲しい
- 他人の意見を鵜呑みにして、自分の思いを潰す必要はない
という事を学んで欲しかったので
犬みたいと言われてどう思った??
と、聞いてみたところ…
うーん…そんな風な考え方もあるんだなーと思った。
確かに犬みたい…ショックだった。
この紐は息子ちゃんを守る為の紐なのに。
いろんな考えの方がいるよね
もし言われて嫌だと思ったら
お母さんみたいに話して説明するのも1つの手段だよ
まぁ、言ったところで相手は変わらないけどね
「そんな風に思う人もいるんだなー」と、あんま気にしん方がいいよ!
と、伝えました
嫌な思いだけではなく
ハーネス1つを通して子ども達が色々と成長していけそうだなぁ。と思った瞬間でした
【使用中の注意点】安全に使う為に必要な事
当たり前ですが、転倒の危険があります
あくまでも事故防止のハーネス
常にハーネス紐が引っ張られっぱなしで過信して頼る事は危険です
子どもの身を守ったり、家族の時間を楽しく過ごすために使用しますが
最終目標はハーネス無しでの生活
どこでも使用してしまうと、目標達成が遠のいてしまいます
時と場合によってはハーネス無しで歩くようにしたりと
気をつけて使用していこうと思います
ハーネスの紐が機械に巻き込まれて、事故につながります
説明書にしっかり記載してあるので、丁寧に読んでください。
おわりに
ハーネスについて色々思うのは自由
思っていても口に出さないで欲しい
ハーネスを使っている人には、理由があります
使わなくていいなら使っていません
どうか使っている人達が
【それぞれの家庭に合った育児】が出来る様に
周りの人は静かに見守って欲しいです
閲覧ありがとうございました♪
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