ノラネコぐんだんと海の果ての怪物
著者:工藤ノリコ
発行所:白泉社
誰の為に買ったか
絵本のノラネコぐんだんシリーズが大好きな娘(5歳)
音読ドリルが終わってしまい、文字を読む練習用に次は何を買おうかな?と、悩んでいた時にタイミングよく出会えた1冊。
しかし文字だらけの読み物本は初めてだったので、最初に嫌な印象を与えて今後取っ掛かりにくくなってしまっては嫌…
元々絵本から大好きなノラネコぐんだんならチャレンジしてくれるかな?と思い、思い切って購入。
読んでみて
1日1ブロックずつ読み、最後まで読み切りました
娘「次、どうなるんやろうねぇ!!」
私「気になるなら、いま次も読んだら??」
娘「それはいい(キリッ)」
私「いいんかい!!」
と、まだまだ文字を読むのに必死で1ブロック読むのも大変そうな本人でしたが、毎日楽しみにしていました。
漢字が普通に出てきますが、読み仮名がふってあるので問題なかったです。
言葉の意味は理解できていなかったり、物語りの伏線に気づけなかったりと、大人が口出ししそうになる…
でも、ここはいずれ自分で気づいてほしいと何も言わずにいました。
娘「ノラネコぐんだん…行っちゃった…(涙目」
ノラネコぐんだんと一緒に冒険している気持ちになっていたみたいで、ラストのイラストで自分とノラネコぐんだんのお別れが悲しい…と涙目に。
物語りの細かい所全てを理解は出来ていませんでしたが、最初の読み物として大体のストーリーを楽しみながら、よく最後まで読めたなぁと感心しました。
ノラネコぐんだんが好きだから頑張れたんだと思いました。
1番のお気に入りポイント
娘:絵がいっぱいでドキドキした!!
小説となると絵が少ないイメージでしたが、程よく絵があって良かったです。
次はいつ絵が出てくるかな?とワクワクもしていたみたいでした。
親:まえがき・あとがきを読んで、子どもに小説をチャレンジさせる勇気をもらった
幼い子どもに小説を与える事に疑問を抱いていましたが、素敵な前書きと後書きによって払拭させられました。
今後も迷わず色々読んでいってほしいな、選んであげたいな!という気持ちになり、価値観の幅が広がりました。
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