こんにちは!
【貧乳・帝王切開出産・自分はミルク育ち】
だけど自分の2人の子どもは完母乳で育てたchikaです!!
《母乳育児をするか悩んでいる方》に伝えたい。
- とりあえず産んでから考えればいい。
- 上手く出れば母乳で、出なければミルクでいいや。
- あまり思い詰めすぎてもストレスだからと何も調べず行こう。
と、思ってませんか?
私はそう思って長女を出産し、大変後悔しました。
今回は私のように後悔しない為に知って欲しい
- 母乳育児の真実
- 乳首負傷回避対策
- 乳首負傷時の対処方法
- 良いお乳の状態とは
- 母乳教室のメリット
これらをご紹介です。
知っているだけで、母乳育児はスムーズになります。
与えるお母さんも育児初心者なら、生まれてくる赤ちゃんも初心者。
2人揃って母乳育児は初心者です。
だから不安が沢山で、失敗も沢山あります。
でも、お母さんには事前に調べて知識を入れておく事が出来ます。
今回記事にした内容は私が長女を出産後
1年半に亘り毎月2回の母乳教室に通って学んだ私の教訓です。
必ずしも誰にでも当てはまることでは無いですが、私と同じ悩みで悩んで欲しくない。
知ってるだけで母乳育児にゆとりが出て育児が楽しくなるので、是非最後までご覧ください。
【皆んな知らない】母乳の間違ったイメージ
- 母乳が出るのは体質や遺伝が全て。
- 良いお乳の定義とは、お乳が常に張っていて母乳パットをしていないといけないくらい出続けるお乳の事。
- お乳のサイズが大きい人が母乳育児をしやすい。
- 帝王切開では母乳は出なさそう。
それ全部、偏見です。
なぜなら私自身はミルクで育ち、帝王切開で出産。
母乳パットとは全く無縁で貧弱なお乳。
そんな私でも自分の2人の子どもは、完母で育てられたからです。
では何故、皆んながこの様な勘違いをしているのでしょうか。
それは【正しい知識】を教えてくれる人が少ない
【正しい知識】に関われる環境が少ないから。
母乳教室の先生曰く、
- 病院で母乳育児について丁寧に教えてくれるとは限らない。
- そもそも病院では教えてくれない。
- 産院を退院後、アフターケアが無い所が多い。
- 出回っている情報が古い。
上記のことが問題だとおっしゃっていました。
私は大きな病院で出産。
母乳育児については《自分で聞かないと教えてくれなかった》
初めてのことで《分からないことが分からない》中、質問すら思い浮かばず…
ただ不安な入院生活を送っていました。
【母乳育児】1番辛かった乳首の負傷
乳首が切れて痛すぎ。授乳がストレスに。
3時間おきの授乳で睡眠がとれない。
量が足りているかわからない。
そんな事より1番つらかったのが、乳首の負傷。
睡眠不足の中、激痛に耐えながらの授乳。
量が足りているか不安の中、吸わせたいけど痛すぎて授乳が困難。
乳首の負傷がなければこんな事、思わずに済みます。
特に私は何も調べずに出産。
《何とかなるやろ精神》で知識を得ずに、母乳育児に足を突っ込んだのがダメでした。
少しの知識を頭に入れることで乳首の負傷を【回避・軽減】
もしもの時には【対処】できます。
そして、授乳ストレスは大きく激減します!
【乳首負傷回避】知っておくと楽になる❸つの知識
❶出産前のお乳マッサージ
出産前にお乳のマッサージをする事に関して、世間では意見が大きく2つに分かれています。
- マッサージをすると脳が刺激されて陣痛が起こりやすくなってしまうのではないか。
- マッサージで陣痛が起きるなら、陣痛促進剤はいらない。だからマッサージは大丈夫。
この真逆の2つの意見です。
これを聞くと…
えっ…!?だったら刺激しないでいた方がいいよね!?
となるのが普通ですよね。
私はそうでした。
だから極端に何もせずに、結果的に大変な思いをする事になってしまいました。
程よいマッサージは大丈夫とされています。
しかし1人1人体調や状態が違うので気をつけなければいけない事も事実です。
【全く何もしない】のではなく、産院や病院で【どのくらいやっても良いのか】を聞いて、是非お乳マッサージをしてください。
私は1人目で乳首負傷の辛い思いをしていた為、2人目の時はお風呂で乳首を伸ばすことを集中してマッサージしていました。
おかげで2人目の時は大分楽でした。
❷【授乳中の赤ちゃんの行動】イヤイヤ反応の真意
赤ちゃんは口の周りに何か物が当たると、吸啜反応をします。
【吸啜反応】
「お乳が来た。吸わないと!」と口を開いて、顔を左右に振り乳首を探す反応の事。
育児初心者が見ると「イヤイヤ!いらない!」といった反応に見えます。
でもそれは、嫌がっているわけではなくお乳を探している証拠です。
真意はわかっていても、赤ちゃんの口を開くタイミングを掴んでお乳を入れる事は結構大変になります。
「ちゃんと咥えさせてあげられなくてごめん。」
「タイミングが合わなくてごめんね…」なんて、思わなくて大丈夫です。
2人揃って母乳育児初心者なんだから当たり前です!
授乳で赤ちゃんに吸ってもらいお母さんの脳に刺激を与えないと、お母さんの体はお乳を作らなくなってしまいます。
諦めずにタイミングを掴む練習だと思って、お乳を飲ませてあげてください。
★「イヤイヤ!」に見える反応は、お乳を探している証拠
★諦めずに咥えさせるタイミングを掴む練習をする。
❸【お乳の飲み方】赤ちゃんは噛みながら飲む
お乳って【吸う】イメージですよね。
でも実は、飲み始めは乳輪あたりをガブガブ噛んで母体に刺激を与え、お乳出てこーい!と合図を送ります。
「なんか噛まれてる!」と焦って無理矢理離さず、「今は噛んで準備してるんだな」と落ち着いて授乳してください。
そして授乳前には《乳輪マッサージ》をして下さい。
お乳が硬いまま授乳させると赤ちゃんが咥え辛く、浅く噛んでしまいます。
浅く咥えて噛むことにより、乳首が負傷します。
【乳輪マッサージ】
親指・人差し指・中指の指3本で乳輪辺りを摘んで、乳腺の硬さをほぐす様にマッサージ
★お乳を噛むのは「お乳出てこい!」の合図
★授乳前に乳輪マッサージをして柔らかくする
★赤ちゃんにはガブっと大きく、乳輪辺りを咥えさせる
【乳首負傷時の対処】保湿とラップ
どんなに気をつけていても、赤ちゃんの吸引力は経験した事のない未知のものです。
切れてしまった場合は、下記の対処をして傷の回復を待ちます。
【乳首が何度も切れる原因】赤ちゃんは常に進化している
対処をしっかりしていても【治ったと思ったらまた切れる】それの繰り返しになる場合が多いです。
これは赤ちゃんが成長している証拠。
吸引力が強くなっている為、しかたのない事です。
乳首は再生力がとても強い部分なので、ケアをしっかりして赤ちゃんと付き合いましょう。
せっかく治ってきたのにまた切れた!!の繰り返しでした。
でも、赤ちゃんの成長を感じられる部分でもあったので、少し嬉しさもありました(ドMか
【良いお乳の状態】授乳毎に沸くお乳
- 胸の底辺とお乳の境目が柔らかい(底辺が張り付いている状態ではない)
- 乳首が良く伸びて赤ちゃんが咥えやすい
- 授乳を開始したと同時に、母乳が胸の底から湧き出てくる。先生いわく産地直送。
- 3時間毎に授乳の準備がされる(授乳時間になったら少し張る感じ)
良いお乳の状態を知っておくと【目指す所がハッキリ】して不安がなくなります。
必ずしもこの状態にならないとダメという訳ではないので、思い詰める事はしないでくださいね。
【良いお乳】母乳の質を良くするコツ
❶授乳時間以外で無理に搾乳しすぎない
体は必要な量の母乳を必要な時に作ります。
与える時間以外に搾乳すると、脳が勘違いを起こして「もっともっと必要だ!」と、無駄に母乳を作ってしまいます。
(必要以上の母乳の作成は、つまりの原因・乳腺炎の原因になります)
必要以上の母乳が作られてしまっている時とは、お乳が常に張っていてパットがいるくらい垂れて来るという状態。
それは作られてから時間の経ったお乳が溜まっている状態です。
(飲んでも赤ちゃんに害はありません。)
※断乳に取り掛かる時・乳腺炎になりかけ・治療中など、場合によっては搾乳が必要な時もあります。
❷食事に気をつける
母乳は元々血液。
血液がドロドロではお乳の成分もドロドロになります。
ドロドロだとお乳が詰まる原因(乳腺炎)に。
血液をサラサラにしておくことが大切です。
【母乳育児の不安解消方法】母乳教室に通うメリット
お乳のケアだけでなく、母乳育児のプロにメンタルもケアしてもらえる。
私の行っていた所は1回2500円(30分)で月2回、毎月5千円
初めての育児で不安な中、心のケアも先生にお任せしていたので私にとったら大変必要な出費でした。
お乳の出を良くする為に通い始めましたが、途中からはメンタルを整理がメインかな?と思うくらいでした。
そのおかげで育児本は全く読まず、ネットでも検索せず。
賛否両論ある世界であっちこっちに考えを引っ張られてメンタルがクタクタになる事もありませんでした。
マッサージ中はこんな会話をしていました。
【言葉を話さない・歩けるか不安…】
そのうち話すし、そのうち歩くから大丈夫よ!
先の事より今を大切にしなさい。
【ちゃんと断乳できるか不安で…】
絶対いつかはするからいいのよ。
大人になってだれも吸ってないでしょ?
【赤ちゃんの体重、どうかな?】
今度連れておいで!ここで測ってあげるわ!
マッサージしたての新鮮なお乳も飲めるわよ。
どんなに騒いだって私たちだけなんだし、心配いらないわよ。
【実母に色々言われて不安を感じていた時】
今と昔とでは育児の仕方は大分かわったもの。
気にしなくていいわよ。
(1度母が付いてきた時に先生がビシッと言ってくれました。)
【おまけ】
あんた、昨日お菓子食べすぎたでしょ!
ビクッ。
ええ、…何でわかるんですかー!!!
前日お菓子食べまくったのを言ってないのに、お乳だけでバレました。
おわりに
母乳は出るか、出ないかではない。
出すか、出さないか。
ちゃんとした知識とケアで出る様になるのよ!
by母乳教室の先生
この先生の言葉にとても励まされて、母乳育児と授乳期の育児が出来ました。
もし母乳育児が不安になったり詰まってる?トラブルかな?と思った時は、是非迷わず母乳相談教室へ行ってください。
そして母乳育児が全てではありません。
もし母乳育児が辛くなってしまったり、生活スタイルに合わなかった場合は、ミルクに切り替える事も大切だと思います。
どっちで育てようが、1番大切なのは「お母さんと赤ちゃんが幸せな時間を楽しむ事」
せっかくの貴重な子どもの「赤ちゃんの時間」
この先、もう2度と体験できない時間。
少しでも楽しく、幸せを感じてください。
この記事が誰かのお役に立てたら幸いです。
閲覧、ありがとうございました♪
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