

幼い頃から性教育?
そんなデリケートな話しにくい…
【変な事】に興味を持ってしまったら困るじゃないか。
色々な考え方があると思います。

私は幼いうちからの性教育は大切だと思っています。
子どもに性教育を伝えるのは難しいことでは無く、《間違った知識を知らない間に吸収してしまう事》が1番怖いことだと感じます。
大人が【やましい】【恥ずかしい】【ハレンチ】と思っているだけで、子どもにとってはただの【疑問】でしかない。
「子どもを守りたいから…」と性教育について隠している事で【間違った知識・誤魔化した答え】が子どもの中で育ってしまう。
子どもの身を守る事も必要ですが、大切な我が子が知らない間にお友達に間違った接し方をしていたら…?
子ども同士の事だから仕方ないで済むでしょうか。
「わざとでは無かった。」としても、相手の子にトラウマを与えてしまったり、事によっては最悪事故につながりかねません。
それらの事から無知では良くないと思います。

子どもが無知な事は当然なので、大人が丁寧に教えていく必要はあると思います。

無知なのはダメだと言うのはわかったけど、どう教えたらいいの??
そんな心配を解消してくれた絵本をご紹介します!
子どもを怖がらせずに【性犯罪防止の為に必要な知識】を親子で一緒に学ぶ事が出来ます。
いいタッチわるいタッチ
著者:安藤由紀
発行者:岩本利明
発行所:復刊ドットコム
この本の素晴らしいところ♡
登場人物が動物なので、テーマの印象(性教育)が優しかった
人が主人公ではなく動物達が主人公なので、様々な描写が優しく見えます。

あまり性教育に馴染みのない子に対して、怖がらせず安心して見せられるかな?と思いました。
プライベートゾーンの大切さを知る事ができた
私自身、プライベートゾーンなんて言葉は、子どもための性教育を勉強していく中で初めて知りました。
この絵本から具体的に【何処がプライベートゾーンなのか・嫌な事をされた時の対応はどうしたらいいのか】を学べ、子どもに伝える事が出来ました。

プライベートゾーンについては今まで「人に見せる所じゃないよ」としか伝えてきませんでしたが、理由を伝える事によって子どもの理解が深まりました。
入園前のマナー・社会的にいいタッチとわるいタッチも学べた
【お友達と接する時はどうしたらいいのか?】【叩く蹴るなどはダメ】などと、初めての社会生活になるであろう園に入園する前のマナーとして、いいタッチとわるいタッチを学べます。
【友達】に対してや【家族】に対してなど、具体的な例をあげて説明が載っているので、親子共にとてもわかりやすかったです。

子どもも自分の日常生活や園の生活の中で、何がどんなタッチになるのか?考えるようになりました。
性的虐待について理解が深まった
【悪いタッチをされた時はどうするのか】逃げ方が学べます。
後書きに親へ向けた性的虐待についての補足が5ページにわたって載っています。
性的虐待の事実・加害者について・予防・被害の見分け方 など。

私は知らなかった事が載っていたので、とても勉強になりました。
1番のおすすめポイント!
自分の心と身体は【自分のもの】大切にすべきと教えるタイミングになる。
大人からすると自分の心体が大切な事は当たり前すぎて、改めて詳しく子どもに教えるタイミングは少ないと思います。
そんな中、絵本を利用する事によって正しく伝える機会をもらえた事が本当に良かったです。

子どもは無知で無垢なので、親が知らない所で犯罪に巻き込まれる可能性が高いです。
「嫌な事は嫌と言っていい。言える権利があるんだよ」という事を、絵本を通して定期的に伝えていきたいと思います。
閲覧、ありがとうございました♪
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