空の上には、何があるの?
著:シャーロット・ギラン
絵:ユヴァル・ゾマー
出版社:河出書房新社
誰のために買ったか
星は何故爆発しているのか、という事が気になって仕方ない娘のため
娘「星ってピカピカ光ってキレーイ!!」
私「綺麗だよねー。星って爆発してるんだよー(フフン」
娘「星って何?なんで爆発してるの??」
私「…え?」
永遠に聞いてくる娘に説明できない私がいました。
教えようと調べてみるものの、「とても難しい・言葉を噛み砕けない」
そもそもどこから説明したらいいのか…
そんな悩みの中、この本に出会いました。
読んでみて
子どもに丁度いい内容の濃さ
私が星や宇宙の話の本を探している時はマンガ版だったとしても、5歳の娘には内容が難しい本ばかりでした。
この本は突然宇宙の話ではなく、空の上の物に対して(ビルの避雷針・オゾン層・衛星など)ゆっくり順番に説明があり、宇宙に進んでいきます。
お話が「浅すぎず・深すぎず」子どもにとても理解しやすい内容でした。
事実を誤魔化さずに語りかけ口調で書いてあるので、さらに理解がしやすかったです。
2.5メートルのページの迫力
娘「うわー!!長い!!」
ここまで長い本は初めてみました。
パッと広げて下から順番に読みながら上へ上へ進んでいくのが、自分達がどんどん宇宙へ向かっていくみたいで面白かったです。
1番のおすすめポイント
壮大な宇宙の話に、気軽に飛び込める
5歳の娘にはまだ難しい単語が出てきますが、それを気にもせずに長いページと絵に魅了され、最後までしっかり話を聞いていました。
内容を全て理解するのは、子どもが大きくなるにつれて出来るようになることだと思うので、あまり気にしていません。
宇宙という題材、大人でも考えるのが嫌になりそうな感じがしますが、この本はゆっくり宇宙に意識を向けてくれるので「宇宙を知るきっかけ」を作ってくれた素敵な本でした。
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