昨年末に、昨年5月からお薬ビーム(抗がん剤治療:ddAC2週間に1回ペース/ウィークリーパクリタキセル)でお世話になっていた通院治療センターに顔を出してきた
お世話になりましたと挨拶
完全奏功の報告
正直、行くのを悩んでいた
いつも忙しそうにされているし、毎日沢山の患者さんを相手にして見えるし、私のことなんて覚えてないだろうなぁ…なんて思っていたから
モヤモヤな気持ちを抱えながら、毎日放射線治療で病院に通い続け
年末最後の治療の時に思い切って顔を出してみた
「あの…治療じゃなくてちょっとお話に来たのですが…5月からお世話になってた者ですが…」
「はい!…あぁ!!chikaさんね!?はいはい!」
「あっ…(覚えててくれてる!?)先日手術も終わって、病理結果も完全奏功で…」
「え!!ほんと!!おめでとう!!頑張ってくれてたもんね…嬉しいわ!!わざわざ顔出しにきてくれたんやね!?ありがとう!!」
コミュ障ゆえ話してる時は割とテンパってた&覚えていてくれた事から高揚感で頭がパヤパヤだった
ホクホクほかほかの心になってお別れし、帰りのエレベーター待ちの時
なぜか涙が溜まってきた
なんで!?と混乱した
よーく考えてみたら完全奏功を心から認識&安心出来たからだった
実は(てか皆んなそうなのかな??)術後病理の結果を伝えてくれたのは乳腺外科の先生でもなく外科医の先生
外科の先生と関わっていたのは手術の時だけだったから、正直なんだか凄く他人事の様で実感が湧いてなかった
(その事について、完全奏功なんて嬉しい事だし凄い結果なのに、なんか心からわーっと喜べない…私ってこんな薄情な人間だっけ?と一瞬悩んだりもしてた)
そんな状態で通院治療センターの看護師さん達に報告したことによって
【一緒に頑張ってくれた人、1番大変な時にそばで励ましてくれていた人】に喜んでもらえ、ようやく自分の心にストンと落ち着き安心出来た様
そこからの涙だった
自分の気持ちなのにこんな気づかない事ってあるんやな
あぁ…顔出しに行って良かったな
そんな感情に浸りながら、ふと自分の生活のとある事が頭に浮かんだ
それは【子どもをあまり褒めてない】という事
勉強を割と頑張る娘なので、頑張ってる事もテストで100点を取ってきた時も「まぁそうだろうな、よく頑張ってるな。」程度にしか思ってなく
褒めはするけど大袈裟に褒めることが無かったし、ひどい時なんて出来て当たり前みたいな態度を取ってた
ほんと、母として最低である( ^ω^ )
勉強に関して1番身近で一緒に頑張ってるのが私なんだから、私がもっと褒めてあげないとアカンなと気づいた(生徒さんには凄く褒めるのに自分の子供となると淡白な親…反省)
まさかこの病気のおかげでこんなことに気づけるなんて
病気になって良かったとは全く思わないけど、この気づきが出来たのは凄く良かったな
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